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この度、愛知県医療事故調査等支援団体等連絡協議会、並びに公益社団法人愛知県医師会が共催した医療事故調査制度コーディネーター養成研修会に、当院の医療安全管理室師長(副院長 平林裕代)が参加し、医療事故調査制度コーディネーター認定を取得いたしました。
医療事故調査制度とは、医療事故が発生した医療機関において院内調査を行い、その調査報告を民間の第三者機関(医療事故調査・支援センター)が収集・分析することで再発防止につなげるための医療事故に係る調査の仕組みです。本制度の目的は、医療の安全を確保するために医療事故の再発防止を行うことであり、責任追及を目的としたものではありません。
この度、当院職員が取得した医療事故調査制度コーディネーターとは、医療事故発生時に診療所等の小規模医療機関、または事故調査が不慣れな医療機関から院内調査等の支援を求められた場合に、初動支援チームのメンバーとして対応できる知識と技能の習得を完了した者のことです。
本研修会は愛知県医療事故調査等支援団体等連絡協議会、並びに公益社団法人愛知県医師会の御尽力により、全国に先がけて愛知県で初めて行われ、当院職員も本研修会に参加し、医療事故調査制度コーディネーターの初回の認定を受けることができました。当院としたしましても、医療事故調査制度による医療の安全確保、並びに地域の医療機関との連携は非常に重要であると考えております。これからも皆様に安全で信頼できる医療をご提供できるように職員一同努力していく所存です。今後ともよろしくお願い申し上げます。